①ダイエットを始める前に知っておきたい! 食事制限するとリバウンドしてしまう原因は「脳」にある!? 「GI値」にも気をつけて!
夏本番に向けて、そろそろダイエットしないと!
なんて、焦っている方も多いかと思います。
一般的なダイエットといえば、
どんなものを思い浮かべますか?
りんごダイエット、バナナダイエット、こんにゃくダイエット、グレープフルーツダイエット、プチ断食、などなど
食事制限で無理やり痩せるっていう方法が、
いろんなテレビ番組や雑誌で取り上げられていますよね。
でも、こういう我慢をしなきゃいけないダイエットって、どうしても長続きしない上に、結局リバウンドして逆効果だったりする。
ところで、リバウンドしてしまう原因って知っていますか?
【リバウンドの原因は脳にあった!】
どうやら、
リバウンドしてしまう原因は「脳」にあるらしい。
食事制限をして食べる量を急激に減らすと、
「このままでは生命維持ができない! 省エネモードだ!」
と脳が反応する。
栄養の吸収の効率を少しでも良くして、エネルギーをできるだけ消費しないように節約しなきゃ、と脳が身体に指令を下すんです。
こうなったらもう大変。
ダイエット前よりも太りやすい身体に早変わりです。
少し食べるとすぐ吸収されて、
しかも代謝も落ちて脂肪燃焼も少なくなっているので、
ダイエッターにとって最悪な状態に…
その上、命の危機だと判断した脳は、
身体に対して「もっと食べて!」と命令します。
「あぁ、我慢しなきゃ…でもどうしても食べたい。
ちょっとだけならいいよね」
と、夜な夜な冷蔵庫を開けては何かを食べる、
なんてこわ~い状態に…
これがエスカレートすると、
リバウンドにとどまらず、気づけば過食症になってしまうことも。
無理な食事制限を続けると、
身体だけでなく精神的にもダメージを受けてしまいます。
【知っておきたい! GI値ってなぁに?】
食事を我慢すると良くないのはわかったけど、
じゃあどうすればいいの?
ここで注目したいのが、「GI値(グリセミック指数)」という言葉。
この数値は、炭水化物が糖に変わり、血糖値が上昇するスピードをあらわしています。
食事をして摂取したものは体内で糖に変わります。
・「血糖」:糖が血液に流れ込んだもの
・「血糖値」:血液中にどのくらい血糖があるかを示す指標
血糖値が上昇すると、「インスリン」というホルモンが分泌され、血糖値を下げようとします。
インスリンには、脂肪をつくって脂肪細胞の分解を抑える作用があるので、
これがたくさん分泌されると肥満の原因になってしまうのです。
GI値の低い食べ物は、血糖値がゆるやかに上昇するため、
「太りにくい食べ物」とされています。
逆に、GI値の高い食べ物は急激に血糖値を上げてしまうので、
「太りやすい食べ物」といえます。
では実際に、
低GI値の食べ物ってどんなものがあるの?
気になりますよね。
具体的な食べ物については、
次回書こうと思います。